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今日はあとむの誕生日。(肺葉捻転) 






今日は、

めったんのお兄ちゃん、
あとむのお誕生日です。



生きてたら19歳のお誕生日!



あとむのお部屋には、スイトピーを飾りました。


20240303 (6)


以前、
もんちゃんが虹の橋に渡るまでの治療の経過は、

自分の心の準備を作るとともに、
誰かの参考になるかもと、最先端の治療効果など含め、
このブログに細かく残しました。
(唾液腺癌)



しかし、あとむは、
未だ、一切残していません。


なぜなら、あまりにも突然だったし、
強い後悔があったり、

文章で残す気持ちの整理ができなかったからです。


その後悔を、
何かあるごとに、想い出します。




あとむが虹の橋を渡ってから、
もうすぐ3年が経とうとします。

少しだけ心の整理ができた気もするので、
少しだけ残そうと思います。


20240303 (1)


あとむがいなくなる少し前まで、


20240303 (2)


かなり元気に走り回ってました。


当時、16歳だったあとむ、

元気すぎて、
二十歳を迎えるのではと思ってました。


20240303 (3)


そんな日々が続く中、

あとむが咳をしだし、
何度か病院に行くも、原因がわからない日が続きました。

レントゲンや血液検査の結果、良好なので、
病院に咳止めをいただいたり、
毎日ネブライザーに通ったり、対処療法をしていました。



それからしばらく、

咳をしたあとに、苦しい様子が見られたので、
先生にお話をして、改めてレントゲンを撮ってみたら、
本来の肺と、違う様子が見て取れました。



肺が4分の1ほど白くなってました。

壊死してる疑いと。


血液検査もして、
炎症のCRP値も、基準値を大きく超えていて、

そのまま入院となりました。


酸素室での集中管理です。


集中管理して、
投薬で壊死の進行が止まれば。


あとむにとっては、

いつもの病院通いが、突然の入院になって、
不安だったことでしょう。


毎日毎日、
あとむに会いに行きました。



10日くらい入院治療しても、
血液検査の値も改善しなく、肺の状況などから、

先生から、

おそらく肺葉捻転で、
このままだと壊死が進んで、

持って2週間でしょう。


ただし、手術して、壊死した肺の部分を切除すれば、
生きる可能性はあります。

肺を半分切除したとしても、半分の機能で生きられます。

今のあとむちゃんだと、
麻酔のリスクも乗り越えられると思うし、
この手術は、自信があります。

とのことだったので、
選択肢は、手術しかなく、
うちは、こういった時の判断は躊躇しないので、
手術を選びました。


安楽死か、手術の2択でした。


ここから、
キャミックでMRIを撮って、
かかりつけで手術して、
といった流れで、

病院の移動と、
麻酔を2回乗り越えなくてはいけないけどあるけれど、

本人は元気でしっぽも振ってたので、
乗り越えると思いました。


あとむの手術直前のMRI。


20240303 (4)


肺が死んでるのがよくわかります。


MRIを撮って、病院に連れて戻る途中で、
1時間でも一度、家に戻してあげたほうがいいかも、と思ったけど、

病院で、早く酸素室に戻した方がいいかもと思った判断で、
そのまま家に寄らずに、
手術をするかかりつけの病院に戻りました。



そのまま、手術です。

先生も自信あるって言ってたし、
気楽な気持ちで、手術に預けました。


数時間して。

病院から電話がかかってきて、

「あとむちゃんの心拍が止まりました」
「蘇生処置しています」



すぐ病院に飛んでいったら、
手術台に横たわったあとむが。


蘇生処置もかなわず、あとむは虹の橋に向かいました。


あとむの最後は、手術台の上でした。

お家に戻ってくると、普通に思ってたから、
当時は、すごくショックでショックで。

あとむの想いを考えると、
ショックすぎて。

2週間も病院にいて、
とても家に戻りたかったと思います。





冒頭に書いた後悔は、

手術を選択したことではありません。


「キャミックでMRIを撮って、かかりつけ病院に戻る際に、
1時間でも家に戻してあげればよかった」

ただただ、これに尽きます。

ずっとこの3年、
まだまだこの後悔は尽きません。



ひょっとして専門の麻酔医がいる病院で手術をしていたら、、、
と、思うことはあるけれど、

発見から手術までのこの急展開な状況で、
別の病院での選択肢はもちろんなく、

かかりつけも、腕が良い医者でとても信頼していて、
最善を尽くしてくださったので、
これはこれで最善だったと思っています。


(麻酔医にこだわるのは、自分の中で、
麻酔自体が怖いのではなくて、体の状態によって
麻酔のコントロールができるかどうかが大事で、
麻酔の怖さはここから来るものだと思っているから)




肺葉捻転の発見から、約2週間で虹の橋。

もんちゃんは、
長々と1年くらいの治療の期間があって、
心の準備もできたけど、

あとむは、早いなあ。。



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3兄弟だったときの、あともんメル号。




今は、


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メルハイ号として、受け継がれています。



このバギーも、だいぶ年季が入って、古くなってきたけど、
想い出だらけで捨てられないんだよね。

買い替えなんてできないなあ。



今日は、あとむのお誕生日。


あとむ、おめでとう!





やっぱし、
まだまだ号泣するなあ・・・



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